合気道 昭和道場

公益財団法人 合気会 公認道場  英語のサイトへ     文字サイズ変更 



■合気道の歴史

合気道開祖の写真

合気道は開祖植芝盛平先生(1883~1969)が1920年代に創始された近代武道です。盛平翁は伝統的な柔術・剣術の諸流派で厳しい修行をされましたが、単に「敵を倒す」ための武術には満足できず、「自然との調和、人への愛」に基づく新しい武道として合気道を始められました。すなわち、敵を憎み・倒す武術ではなく、敵を制することにより暴力は無力であることを諭す武道です。 第二次世界大戦後(1945年)開祖は合気道精神をさらに発展させて「平和国家日本」にふさわしい武道として再構築し、「世界・人類の平和」実現のために海外への普及に努めました。この試みは世界中で多くの共感を呼び、合気道は今日約130か国、100万人以上の人々に親しまれています。


■特徴・他の武道との違い

合気道の特徴は、競技を行わないところにあります。明治以降実践的価値を失った日本の伝統武術は「競技スポーツ」として生き残りました。柔道でも、剣道でも、精神性は重視しつつも、目的は西洋生まれのスポ―ツ同様、試合に勝つことです。スポーツである限り種々の制限の中で技の優劣を競うこととなり、武術としての実践性は失われます。 これに対して、合気道においては可能な限り制限を設けず多様な攻撃に対する技を磨きます。初めは素手の相手一人による攻撃に対する技から学びますが、上達するにつれ多人数、短刀、剣、杖等による多様な攻撃に対する技を磨きます。したがって、稽古すべき技は無数にあり、「生涯現役」で修業に励まなければなりません。


■稽古方法

稽古は二人一組であらかじめ「取り(技をかける方)」と「受け(技をかけられる方)」を決めて行う「約束稽古」で行います。お互いは倒すべき「敵」ではなく、自分の技を磨くための「パートナー」です。したがって大きさや力の強さに関係なくどのようなペアーでも充実した稽古が可能です。このため合気道は成年男子のみでなく、すべての人にとって習得が可能な武道といえます。

要約すると、合気道は基本的なレベルでは一生通じて行える健康法であり、実践的なレベルでは必要とあれば護身術として使用でき、精神的なレベルでは平和と他人を愛する境地に達する道であるといえます。




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